高齢者住宅担当者研修会のご案内
みらい都市大牟田から2025年モデルを発信する
~住宅と福祉の連携による地域包括ケアの推進を目指して~
大牟田市は、すでに高齢化率が3割を超え、我が国の10年後を先取りした「みらい」都市でもあります。産業構造の転換により財政事情が苦しいなかで、行 政、民間事業者、地域住民が協働し、認知症になっても住み続けられるまちづくりを目指してきました。徘徊模擬訓練を通しての地域づくりや、住宅施策と福祉 施策の連携による公的住宅団地の建替え、小学校区ごとの福祉・交流拠点の整備、また最近では、居住支援協議会を設置し、官民協働で空家活用による住宅困窮 者の住まい確保を試行するなど、興味深い実践を積み重ねてきています。
本年は、第6期介護保険事業計画を策定する節目の年でもあり、団塊世代が75才以上となる2025年に向かって、住宅施策と福祉施策の実質的な連携による計画策定や施策の展開が急務となります。
そこで、全国の地方公共団体職員や住宅・福祉・介護・医療に携わる皆様に、地域包括ケアシステムの先進地である大牟田市にご参集頂き、大牟田市の実践や 最新の施策情報に触れることによって、中長期展望をもちながら、地域ごとの実情に根差した地域包括ケアのあり方を検討頂きたいと考え、本研修会を企画しま した。
開催概要
日 時: | 1日目:現地視察/平成26年10月23日(木)13:00~16:30 (※2コース選択制、先着順) (班によって集合・終了時間が異なります。) 懇親会/視察終了後、18:00~(1時間半~2時間程度予定) (★別途事前申込要!定員100名程度、先着順。参加費2,000円当日現金払い) 2日目:講 義/平成26年10月24日(金)9:30~16:00(予定) |
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会 場: | 1日目:現地視察/ (1)地域密着型サービスコース(小規模多機能型居宅介護事業所等) (2)福祉拠点併設型公営住宅コース(福祉・交流拠点併設の市営住宅等) 2日目:講 義/大牟田文化会館 大ホール (大牟田市不知火町2-10-2) |
参加対象: | 地方公共団体住宅・福祉部局担当者、都市再生機構・地方住宅供給公社、社会福祉協議会、 地域包括支援センター、高齢者住宅・福祉関連事業者、コンサルタント、研究者等 |
募集人数: | 2日間参加/150名程度(最大200名まで) 講義のみ参加/会場定員まで(600名程度) ※1日目視察のみの応募は受付けておりません。 |
参 加 費: | 2日間参加/ 地方公共団体、財団賛助会員・出捐団体 10,000円 / 一般 15,000円 講義のみ参加/ 一律 6,000円 ※両日とも、昼食代は含まれておりません。 ※1日目懇親会参加者は別途費用2,000円、当日現地払いのみとなります。 |
主 催: | 一般財団法人 高齢者住宅財団、大牟田市居住支援協議会 |
共 催: | 大牟田市、大牟田市社会福祉協議会、一般財団法人福岡県建築住宅センター、住宅市場活性化協議会 |
後 援: | (予定) 厚生労働省、国土交通省、福岡県、人にやさしい建築・住宅推進協議会、(一社)高齢者住宅推進機構 |
プログラム(予定)
※下記内容は変更されることがありますのでご了承ください。
10月23日(木) 現地視察 午後~夕方(昼食なし)
(1) 地域密着型サービスコース (20名程度1組で、3組計60名程度)
マイクロバスにて、小規模多機能型居宅介護事業所(地域交流スペース併設)を3か所程度視察・意見交換。
(2)福祉拠点併設型公営住宅コース (120人程度)
大型バス2、3台に分乗し、福祉・交流拠点を併設した市営住宅2か所、炭鉱関連施設を中心とした近代化産業遺産を視察。
現地視察終了後、18:00頃~懇親会(1時間半~2時間程度)
10月24日(金) 講義の部 (予定)
1. | 基調講演 「大牟田は何故みらい都市か ~大牟田からみる医療介護と地域居住~」(仮) | 一般財団法人高齢者住宅財団 理事長 髙橋紘士 |
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2. | 特別講演 「地域における医療・介護のあり方への提言」(仮) | 南日本ヘルスリサーチラボ代表 (前夕張市立診療所所長) 森田洋之 |
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3. | 「安心居住の推進をめぐる諸課題」(仮) | 国土交通省住宅局 安心居住推進課長 中田裕人 |
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4. | 「地域包括ケアシステムの構築を目指す介護保険改革の動向」(仮) | 厚生労働省老健局 振興課長 髙橋謙司 |
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5. | 実践事例発表 (リレートーク形式) 「大牟田市の実践事例から読み解く地域包括ケア構築のシナリオ」(仮) 【事例発表】 大牟田ライフサポートセンター 理事長・弁護士 中尾哲郎 大牟田市産業経済部 調整監(元長寿社会推進課課長) 池田武俊 大牟田市都市整備部建築住宅課 課長 牧嶋誠吾 大牟田市中央地区地域包括支援センター 猿渡進平 【サポーター】 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長 小山剛 【進行】 明治大学理工学部建築学科 教授 園田眞理子 |
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6. | パネルディスカッション 「地域包括ケアシステムの構築と地域協働 ~2025年を目指すみらい都市・大牟田からの提言~」(仮) 【パネリスト】 高齢者総合ケアセンターこぶし園 総合施設長 小山剛 明治大学理工学部建築学科 教授 園田眞理子 大牟田市 市長 古賀道雄/大牟田市居住支援協議会 会長 西村直 【コメンテーター】 南日本ヘルスリサーチラボ代表(前夕張市立診療所所長)森田洋之 国土交通省住宅局 安心居住推進課長 中田裕人 厚生労働省老健局 振興課長 髙橋謙司 【コーディネーター】 一般財団法人高齢者住宅財団 理事長 髙橋紘士 |
お申込み方法
申込用紙(PDFファイル、WORDファイル)に必要事項をご記入の上、当財団宛にFAX、またはメールに添付の上、お申込下さい。
※ 受付後、参加費振込先等の手続きのご案内を、FAXまたはEmail等でお送りいたします。
※ 振込手数料は振込人負担となりますのでご了承ください。
※ お申込み後1週間以上経過しても、当財団より何のご連絡もない場合は、FAXまたはEmailが不達の可能性もありますので、お手数ですが下記調査研究部までお問合せください。
講義の部 会場案内 ~アクセス~
お問合せ先
一般財団法人 高齢者住宅財団 調査研究部 担当:落合・藤井・洒井
TEL 03-6672-7227(直通) TEL 03-3206-6437(代表) FAX 03-3206-5256
〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-20-9 京橋第八長岡ビル4F
E-Mail kenshukai@koujuuzai.or.jp
一般財団法人高齢者住宅財団 創立20周年記念シンポジウム 「これからの社会のかたちと高齢者の住まい~エイジング・イン・プレイス~」 | 一覧へ戻る | 2014年度 アメリカ高齢者住宅視察のご案内 |