高齢者の住宅資産の循環活用に関する検討調査 実施報告
高齢期の住生活をより豊かにする観点から、高齢者が所有する住宅資産を、住宅市場を通じて自ら活用することが重要です。しかしながら現実には、高齢者が長年住み続けてきた住まいを離れた後、その資産を市場にのせることがなく、空き家としたままになってしまう状況も見受けられます。
一般財団法人高齢者住宅財団及び一般社団法人高齢者住宅協会では、このような課題に対応するため、令和4年度に国土交通省補助事業の採択を受け「高齢者の住宅資産の循環活用に関する検討委員会」を立ち上げ、住宅資産の活用の実態把握を目的に、高齢期に備えて自ら検討し住み替えられた方々を対象にアンケート調査を実施しました。調査内容及び結果について、下記の通りお知らせいたします。
アンケート調査概要
調査対象 | 以下のいずれかに居住する50歳以上の居住者 ・サービス付き高齢者向け住宅 ・高齢者向け賃貸住宅 ・有料老人ホーム(自立者向け) ・高齢者向け分譲マンション ・分譲マンション(一般) |
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配布数 | 11,139票 |
実施期間 | 令和4年9月26日から10月26日 |
実施方法 | 配布は、本調査主体及び協力企業各社からポスティング又はメール配信。回収は、郵送またはWEB。 |
回収状況 | 回収1,982票(回収率17.8%) |